ダイキョー精機株式会社に持ち込まれるプレートは、寸法公差や幾何公差がミクロンレベルを要求されるものがほとんどです。特に幾何公差においては、平面度・平行度・直角度では0.005が要求されることさえあります。

プレート加工においてこうしたミクロンレベルの精度を実現するためには、設備や環境を整えるだけでは実現できません。これらに加えて、プレート形状、熱変形、あるいは残留応力によって発生するプレートの反りを押さえながら切削・研磨を行うことが必要になります。この点、ダイキョー精機株式会社では日々ミクロン精度の高精度プレートを作り続けているので、こうした技術的ノウハウを多く蓄積し、技術者が情報を共有していることから、厳しい精度でも安定して切削・研磨を行うことができるのです。

また、ご要求の精度を満たすためには、我々はご提案を怠りません。例えば鋳物ではなかなか精度を安定的に出すことは難しくなりますので、こういった場合はブロック材などからの削り出しをご提案いたします。高精度プレート加工に関するご提案もお任せください。

ダイキョー精機株式会社は、単品加工~10ケ以下の小ロット生産に特化しています。こうした小ロット生産においては、いかに段取り替えにおけるマシン停止を回避するかが重要になりますが、当社では横型マシニングセンタに多連パレットチャンジャーを設備することで、単品プレート加工における段取りを極力外段取り化しています。

こうした設備と生産ノウハウを長年構築してきたからこそ、単品加工においても市場にマッチした価格でご提供できるのです。

ダイキョー精機株式会社では、お客様の図面通りの、確かなプレートのみお届けいたします。単品･小ロットのプレート加工に特化しているダイキョー精機株式会社では、各工程における検査はもちろんのこと、出荷検査においても単品であれば100％実測し、万全の寸法測定および品質検査体制を整えています。各工程での把握のために作業指示書とともに図面が回ることはありますが、ダイキョー精機株式会社ではこれに加えて検査専用の図面を作成し、実測値を図面に記入しています。各工程の作業者が責任を持って次工程に流し、検査工程でも責任を持って測定し、お客様にプレート加工品お届けします。

このようにダイキョー精機株式会社では、管理体制の仕組みはもちろん、確かなものだけを次工程・お客様にお届けするという社員のマインド・責任感によって、万全の品質管理体制が成り立っています。