ハウジング(レイデント処理)
![]() | 製品カテゴリ | ハウジング |
名称 | モータブラケット | |
業界 | 産業機器 | |
材質 | SS400 | |
表面処理 | レイデント | |
サイズ | t40×40×42.5 | |
精度 | 直角度 0.01 |
今回ダイキョー精機株式会社からご紹介する加工品事例は、切削・研磨したSS400にレイデント処理を施したハウジングです。
写真をご覧頂くとお分かりになると思いますが、ハウジングには掘り込み加工があります。
しかも、両端面の穴の同芯度が0.01という厳しい要求を受けておりますので、ダイキョー精機株式会社では横型マシニングセンタを駆使してこの幾何公差を達成しています。
モーターブラケットという名の通り、このハウジングにはモーターが取り付けられるのでここがもし精度悪く作られていると機器としての機能を果たせなくなります。
ダイキョー精機株式会社では、このような産業機器におけるキーパーツに使用される機械部品を主に提供させて頂いています。
なお、このハウジング(モーターブラケット)にはもう一つ特徴があります。
それは、レイデント処理です。
レイデント処理は非常に優れた表面処理のひとつです。鉄を黒くしたいという場合には、塗装を除けば黒染めか、黒クロメート処理というものが一般的な処理方法になりますが、まず黒染めについて言うと防錆が効きません。
また、黒クロメート処理は防錆は可能ですが膜厚管理ができず、今回ご紹介するようなモーターブラケットのような精度が厳しいものには適しません。
高精度な製品で、かつキズもNG、防錆も必要で黒色となれば、事実上、レイデント処理しか無い、という事になります。