今回は、ダイキョー精機株式会社がよく手掛ける、S50Cのプレート形状のワークに無電解ニッケルメッキを施した事例をご紹介いたします。ご覧頂くとお分かりになるとおり、プレート形状に真ん中に窓を開けております。実はここのプレート中央の窓が加工精度を保つ上での重要ポイントで、このワークの固定方法が適切でないと、いくら研磨をしても精度を出すことができません（なお、このプレート加工品は研磨は行わずに仕上げています）。
ところで、今回のプレート加工品に採用している無電解ニッケルメッキは、防錆は高い上、電気メッキではないのでどんなところにも均一にメッキを形成でき、膜厚が均一で精度管理がしやすいのが特徴です。ダイキョー精機株式会社は切削・研削の加工精度はもちろん、メッキなどの表面処理も合わせた形で高精度はプレートをご提供して参ります。