S50C製 研磨ベースプレート
![]() | 製品カテゴリ | プレート |
名称 | 研磨ベースプレート | |
業界 | 産業機器 | |
材質 | S50C | |
表面処理 | 無電解ニッケルメッキ | |
サイズ | t18×300×500 | |
精度・幾何公差 | 平面度0.02 |
産業機器向けのプレート加工品の材質は、大きく鉄系か、アルミ系に分けることができますが、今回は鉄系S50Cを使った研磨ベースプレートのご紹介です。
写真をご確認頂くと、大小の穴が空いている以外に溝/長穴の加工がされています。
こうした形状のプレートは加工をする側からいうと、歪みがとても出やすく厄介なものです。
さらにこの研磨ベースプレートは穴位置精度のご要求も厳しい上、300×500mmというサイズのプレートで平面度0.02を出すという要求スペックです。
従ってダイキョー精機株式会社では、マシニング加工を行ったのちに平面研磨を行うことで、歪みと幾何公差のご要求に対応するようにしています。
どんな材質/形状/サイズのプレートであればどれだけ歪むのか?をすべて計算(あるいは職人の勘を活用)して高精度なプレート加工に臨む訳ですが、これをスムーズに行うには日々のプレート加工の積み重ねがとても重要となります。