今回はモーターブラケットという製品名ですが、ダイキョー精機株式会社がいつも手掛けているプレート形状の切削加工・研磨加工品をご紹介させて頂きます。このS50Cを用いたブラケットの特徴は、平面・平行度0.01の要求があったため、マシニングによる切削加工に加えて、平面研削盤による平面研磨加工を行っています。プレートの表・裏はもちろんのこと、段差研磨も行っていることが他のプレート加工品との大きな違いになります。形状としては単純なプレートであり、通常の高精度なプレート加工品のように見えますが、前述の平面・平行度0.01という要求に加えて、穴位置精度も±0.01であり、かつ80×230と細長く、厚みも薄いため、反りやすい形状となっています。ダイキョー精機株式会社では門型立マシニングセンタ・横型マシニングセンタおよび平面研削盤を保有しており、形状や要求精度、あるいは反りやすさによって加工する機械を分けて対応しています。