ベースプレート(全切削仕上げ)

ベースプレート(全切削仕上げ) - ダイキョー精機株式会社製品カテゴリプレート
名称ベースプレート
業界産業機器
材質鉄 S50C
表面処理無電解Ni
サイズt10×130×600
精度±0.1

ダイキョー精機株式会社では、いわゆる平らなプレートのマシニング加工・研磨加工を行っていますが、いわゆる長尺と呼ばれる細長いプレートの加工も行っています。今回ご紹介するのはS50Cを全切削した、ベースプレートと呼ばれるプレート加工品で、サイズはt10×130×600と非常に長いのが特徴となります。写真をご覧頂くと分かるとおり、このベースプレートは真ん中の部分が溝のようになっていますが、ダイキョー精機株式会社では大きなブロック形状のS50Cを仕入れマシニング加工にてこの溝の部分を全切削した代物です。このような切削加工は、マシニングセンタの切削能力が高くないとできないもので、当社が保有しているBT#50の重切削ができる門型マシニングセンタならではの技と言えます(BT40や30でも切削できるかも知れませんが、おそらくとんでもない加工時間となってしまいます)。
なお、このベースプレートの加工で難易度が高い部分は、600mmと長尺であることです。当然、普通に切削を行うと長いので歪んでしまうので、お客様のご要望の精度に収めることができません。このベースプレートの上には様々な産業機器が取り付けられるので、歪んでしまっては機器としての性能を果たせなくなってしまいます。そんな歪みやすく加工がしにくい長尺のプレートでも、歪みを最小限に抑えお客様のご要求にお応えするのが、ダイキョー精機株式会社なのです。なお、このベースプレートに関しては寸法精度は±0.1ですが、この程度であればダイキョー精機株式会社はマシニングセンタによる切削加工で十分対応が可能です(これは、当社が保有するマシニングセンタに剛性があるからであり、40番だと加工すらできません)。±0.03mm以下の精度が求められたり、平面度・平行度などの幾何公差が求められる場合には、当社の平面研削盤で研磨を行って対応しています。
いずれにせよ、ダイキョー精機株式会社はマシニングセンタや平面研削盤を使った加工を得意としていますので、スピーディに、かつ高精度に加工を行うことが可能です。

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